ホルモン受容体(内分泌受容体)とは、特定の内分泌物質(女性ホルモンや下垂体ホルモンなど)を認識して結合し、細胞内の核へ情報を伝えます。これにより細胞は目的とするタンパク質などを作り出すためのスイッチが入る仕組みになっています。
結合する物質をリガンドと呼び、受容体との関係はカギとカギ穴のようなしくみになっています。
女性ホルモンを吸収して、その刺激により増殖するタイプの乳がんを、ホルモン受容体陽性乳がんといい、ホルモン療法をが一般的には効果的です。乳がん全体の約70~80%がホルモン受容体陽性乳がんであると報告されています。
用語集に戻る