用語:パジェット病

パジェット病は、乳房以外にもできる病気ですが、乳房パジェット病の場合、乳頭近くの乳管から発生し、乳頭の表面で、皮膚が赤くなってじくじくし、かさぶたができ、皮膚炎に似た症状が出ます。かゆみと痛みをよく伴っているのも特徴です。

出血やカサブタなどの変化が見られた場合、パジェット病の可能性を疑います。

パジェット病は、しこりはなく、非浸潤がんで予後が良いことが多いがんです。

発症頻度はの1~3%で、閉経後の50~60代女性が多いとされています。

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