用語:組織診

乳がんの確定診断のために行われるのが「組織診」という検査です。

細胞診において、「鑑別が難しい」「検体不適正」「悪性の疑いあり」と結果が出た場合は、乳がんかどうかをはっきりさせるために、組織診を行ないます。
組織診は、大きく分けると3つあり、1つは、針生検(CNB)・2つ目は、マンモトーム生検・3つ目は外科的生検です。組織診では、細胞のかたまりを取り出すため、細胞診よりも、より確実な診断を得ることができます。

針生検(CNB)

専用の針をしこりに刺して組織を切り取る針生検(CNB)のことです。細胞診よりも取り出せる組織量が多いのですが、バネ式で、病変へのターゲッティングが難しいため、マンモグラフィ画像で発見された石灰化など微小の病変の場合、組織を取り出すことが困難になります。その場合は、マンモトーム生検を行います。

マンモトーム生検(乳房画像腫瘍ガイド下吸引術)

マンモトーム生検は、局所麻酔下で行われ、生検のための小さな傷(約4mm)が1つだけで、縫合は不要です。傷跡は1~2か月くらいでほとんど目立たなくなります。細胞診や針生検(CNB)よりも組織量が多く、より確実な診断をすることができます。

外科的生検

細胞診や針生検(CNB)でも診断がつかない場合に、手術室で病変の一部・または全部を摘出し検査する方法です。組織診の中でも、もっとも多くの組織量があるといえますが、必ず手術による傷跡が残ります。通常は診断のために針生検を行いますが、エコーやマンモグラフィーで視認が難しい場合や、一度針生検を行って確実な診断がつかなかった場合に外科的な切除生検を行うことが有用です。

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