用語:乳癌診療ガイドライン

日本乳癌学会の診療ガイドラインは,2004年に刊行された薬物療法ガイドラインから始まったものです。

Ebidence-Bsed Medicine(EBM、根拠に基づく医療)に準拠し、乳がん治療の標準治療(最善の治療)がまとめられています。1−2年ごとに改訂されています。

納得のいく医療を受けるためには、患者さんが標準治療や診療方法について正しく理解したうえで、医師と相談し、その人に合った治療を選択することが重要という認識の下、乳がん患者さんやそのご家族が、いま知りたいことについて、正しい情報をわかりやすく得られることを目的に、「患者向けガイドライン」も作成されています。

医療現場で,医師を含む医療者と患者の共通理解のもとで,個々の人生観,価値観に照らし合わせた治療方針決定がなされる,いわゆるShared decision makingがさらに浸透することが目標となっています。

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